花粉症は植物の花粉が原因となって起こるアレルギー性の病気で、くしゃみ、鼻水、鼻づまりが3大症状として知られています。しかし、人によってはこれに伴って、目の症状やのどの症状、全身倦怠感などをはじめ、さまざまな症状がみられることもあります。
花粉症の症状は、多くの場合「ヒスタミン」という物質が関わって起こります。ヒスタミンとは、皮膚に存在する「肥満細胞」という細胞に含まれる化学物質のひとつです。花粉症の患者さんのからだの中に花粉が入ってきて、肥満細胞からヒスタミンが放出されると、このヒスタミンが鼻の粘膜にある神経や毛細血管を刺激して、花粉症の症状を引き起こすのです。
日本では花粉症の中でもスギやヒノキの花粉症が多いため、花粉症といえば春、と思われがちですが、スギやヒノキなどの花粉のほかにも、秋に飛ぶイネ科、キク科植物などの花粉によっても花粉症はおこります。また、日本では約60種類の花粉が花粉症の原因として報告されていて、地域によっても飛ぶ花粉の種類や時期は違います。
花粉症を防ぐには外出時は花粉との接触をできるだけ避けるために、マスクやめがねを着用し、服装も表面がすべすべした素材の上着を着ることをオススメします。また、テレビや新聞などの花粉飛散情報のチェックも毎日も行動の参考に役立ちます。また、家の中での対策方法もあります。花粉症のシーズンは、帰宅したら花粉をよくはらい落とすようにし、家の中に花粉を持ち込まないようにしましょう。それでも入ってきてしまった花粉は、こまめに掃除をして除去することも大事です。
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